中級おやぢの「テニ馬鹿日誌」

元yahoo!ブログから来ました。

4年 スポ少 準決勝・決勝?

土曜、5年フットサル終わり、解散してすぐに自分は長男を後ろに乗っけてスクーターで4年の準決勝の会場へ移動。やはり公式戦の準決勝に向かうと気持ちは引き締まります。
 
会場に着くと、選手たちは既にアップしています。準決勝の相手は、あの永遠のライバルF沢さんです。選手権・S南よみうり・後期リーグと、いつもギリギリの試合になります。勝ってもPK戦とか1点差とか。日本VS韓国みたいなもんです。
 
次男は、首の寝違えで約2週間練習していない。金曜のBルマーレのセレクションも酷かった(あれは受かる望み無し)。走れない、動き遅い。あまりに酷いので、集合がゆっくりなんでママに例の早朝サッカーに連れて行ってもらい、調整させることにしました。聞いた話では、ここでもイマイチだったらしい。
 
隣では2年の準決勝・決勝が行われてます。ウチの2年もベスト4に残って準決勝は勝ったようです。あれ、よく見ると、見なれた5年のピステ着た人が。5年監督と、お父さんたちが午前中で子供の試合終わって応援に来てくれていました。
 
さて、いざ試合時間です。まあ予想通り次男はスタメンから外れました。もし監督が使おうとしたら止めるつもりでしたけど。
 
さあ試合開始。選手たち気合いが充分入った表情。想定通りの一進一退の攻防が試合序盤から繰り広げられています。
 
CBの一人Yうきが、特に指示されたわけでなく、自分の判断で相手のエース14番君にマンマークハイボールを背の高い14番君に入れてF沢さんの攻撃が始まります。しかしYうきが14番君を自由にさせない。高さでは負けていても競り合ってくれるので、セカンドボールをウチが拾えることが多い。
 
そんな中、こぼれ球を右サイドに展開し、Tっちゃんが右サイドをスピードで駆け上がり、ちょうど相手DF最終ラインとキーパーの間のスペースに早めのクロスを入れた。相手キーパー飛び出す。左MFのYうとが持ち前の俊足を生かし、キーパーより半歩だけ早くボールに触り、ゴールに流し込む。ゴ~~ル。先制。
 
隣で観ていたRゅうま父が「早い時間帯に先制すると最後追いつかれるんだよな」と不吉な予言。自分は「3点取れ!!そしたらセーフティーマージンだ!!」と無責任な応援をする。
 
そんな声が効いたかどうか、もう一度同じパターンでYうとが足で2点目をもぎ取る。さらに、いつもはドフリーのシュートを外しまくるTっちゃんが、右からのミドルをファーサイドのポストに当ててギリギリ入るシュート。無責任な外野の応援に応え、前半で3-0と大きくライバルF沢さんを突き放す。
 
後半、恐らく心が折れてしまったGKを交替させてきたF沢さんですが、ウチはほとんど危険なシュートを打たせることもなく、ほぼ完ぺきな形で勝利。
 
こんなきれいな形でF沢さんに勝ったのは過去有りません。
 
これにはボランチに入ったTいがと、GKのAゆきの成長が大きく起因している。
Tいがは3つ子の一人(もう一人は女の子でバレーやってる)Rゅうがが、現在2・3歩先に行っているので比較されていつも悔しい想いをし続けている。身体がまだ全然出来ていないから仕方が無いのですが、その分彼はポジショニングという身体能力以外で伸ばせるところで勝負していました。結果、こぼれ球を拾う確率が物凄く高い。残念ながらその次のプレーでどうしても決定的な仕事は出来ないけれども、相手にスピードに乗らせる前に悉く阻んでしました。彼は身体が出来たら凄く良いプレーヤーになれる気がします。
 
あとは、GKのAゆき。この間の県大会予選敗戦での悔しさから、早朝キーパースクールに頑張って行ったり、朝練したり、体育館練習行ったりして努力してきました。特にキーパー技術に関して、早朝キーパースクールで、キャッチングや、「シュートを弾くだけではない、完全にボールを押さえる事までやるのがキーパーの仕事」ということを学び(きっとアジアカップでの川島のプレーも参考にしたでしょう)身体を投げ出してボールを押さえるところまで出来るようになった。また、DFラインを越えそうなボールが来たときに、今までは声が出せずにCBのRゅうまが無理やり腰を捻って苦しいクリアするというケースが有りましたが、「キーパー!!」と大きい声で声を掛けて、積極的に前に出ることでペナもしくはもっと前まで出てプレー出来た。このお陰でより高いDFラインを保つことが出来た。結果、危険なシーンが非常に少なかった。
 
ここに来てまたチームの一層の底上げが出来た気がします。
次男も、いつまでも寝違えとか言ってうかうかしているとまたベンチ要員になりますね。ハッパかけなきゃ。
 
 
さて、決勝。相手はK沢Tの沢さん。
 
F沢さんとが事実上の決勝であったので、次男今度はスタメン右MF。どれだけ動けるか。
 
ウチのチームお得意の「決勝ガチガチパターン」発動。明らかに準決勝でF沢さんを破った時の出来とは大違い。しかしF沢さん程の厳しい戦いを強いられないのが幸いして崩されるところまではいかない。
 
次男はお得意の「右サイドを駆け上がって抉ってクロス」は出来ていました。でも決定的なアシストというところまでは行かない。マイナスボールを味方に通せたら合格なんですが、まだ並行くらいかな。
 
結局前半0-0で終了。次男は交替。後半早々に先生による先制(?)ゴール。
 
そのまま押され気味で後半終了。1-0で優勝!!
 
2・4・5年優勝です。去年の選手権に続き、ウチの兄弟の学年がダブルで優勝し、二回祝杯を上げられました。
 
しかし、特に次男は今後控えに回る可能性大です。しっかりと気持ちを出して努力して欲しいです。