中級おやぢの「テニ馬鹿日誌」

元yahoo!ブログから来ました。

Nirvana

基本路線的にロック小僧だった身として、Nirvanaは違う意味の追体験です。97年僕は会社の指示でアメリカのINDIANA州にある支社に転勤していました。もともと大学も一応英文に身を置いていたって事もあり普通なら通訳つきの派遣が「自分でやってね」派遣になりました。普通にアメリカに働いている人をまとめていかなければなりません。毎朝会社のSUPERVISORを集めて会議するのですが参加者の内日本人は俺一人。寝ぼけている頭に毎朝のマジな状況を伝える会議を半年も続けてみなはれ。アメリカ人の齟齬とに対する考え方なんて草の根レベルで理解出来ます。「DinnerをFamilyでとるから(未納してても)残業出来ない」とか日本人的には有り得ない事を平気な顔で言うんです。まあこの話しだすと長いから割愛。

僕の同世代的には丁度小林克也の「Best Hit in USA」とか全盛だった。もともとブラバン出身でブラスロックからきてEW&Wの「FACES」なんてのが中学3年のころ流行っていて、その頃中ボーだった自分はアナログラジオで聞ける音楽が全てでFM東京の「Live from the Bottom line」なんて聞いてたクチです。その番組の最初に流れる色んな名曲のダイジェスト版がすごい影響うけました。そんでたまにニッポン放送が音楽番組でブラコン(Black contemporary)特集なんてのを聞いてました。アースウィンド&ファイヤーからブラス繋がりで来たせいか、BC系は好きです。まずはStevie Wonderの「マスターブラスター」とか。そこから派生してプリンスにはまってほぼ全部のアルバム持ってます。さらにジミヘンに行って「Axis:Bold as love」は人生最高の一枚です。これも買ったのインディアナダウンタウンレコード屋だったんだよなあ。

追体験というのは少なくともグランジロックというもの、カート・コベインのその当時の若者に与えた影響度は計り知れなく、彼の死を知って追うように自殺した奴がいたのは少なくとも30過ぎの親父には完璧に浸れる程人生短くないぜって感じ(まあ日本で言えば尾崎豊だね)。BOØWYもそう。