論文w:ナイロンとポリの重量を換算し同じ重量にする
現在、テク二のマルチフィール(以下MF)というナイロンマルチの1.25ゲージをメインで使用してます。
自分の腕は棚に上げて、最近どうも球筋が上がりすぎてホームランになるお悩みがあります。
ラケット(ピュアアエロ18)はもちろんそういう性質だけど、出来たら変えたくない。
というか試打ラケ借りてCX400ツアーとかファントムグラファイト107とか「薄くて(飛び抑えて)面が大きくて楽できそうな」のを試しましたが、まったく合わず。
むしろラケットパワーが無い分押そうとして結果的にぶっ飛んでしまう。
それ以上に、思った以上に「硬く」感じてしまう。RA値と感覚ってイコールじゃないんだなあ。
CX400ツアー : 66
ファントムグラファイト107 : 61
*ファントムグラファイトはまあまあな硬さでした
ピュアアエロ : 67
以上から、取り敢えずはラケットはそのままで、ストリングを変えようと試行錯誤してみました。
ストリング沼?備忘録
1.RPMソフト ウィンザーで半額キャンペーンだったのに乗っかってみた。ポリはポリでもポリエステルではなくてポリアミド製(やわらかポリの代表TCSはポリエチレン製)。
結論からいくと「重い」。現MFと同じ1.25を選んだけど、何とも言えない微妙なトップの重さを感じるー>スイングスピードが上がらないー>遅れてボールに当たるから面がコントロールできない。
2.MFのテンションを上げ・下げしてみた 通常52x50で張ってますが、55x52と50x48で張ってみた(最近知り合いに500円/回で張って貰っているので某Wィンザー(隠れてない)でストリング沼にハマるよりだいぶ助かります)
こちらは55x52が良かった。ただ、いつも以上にストリングがダメになるのが早い。
3.MF1.30ゲージ それならばストリングもそのままで飛びすぎの過敏さをゲージを太くすることでどうなるか。結論、RPMソフトよりさらに微妙だけど「重い」。まあまあ使えていたと思ったけど翌日のダメージが凄い。これから寒くなって肩・肘に負担を考えると、うーん。です。
と、ここまで来てやっと気づいた。
「今のナイロン1.25の重さを超えてはいかんのだ」と。
そして「細いゲージが合ってる」と。
となるともう細いポリを試したくなる。
ポリは最近ナイロンでは無しえない細ゲージが存在する。今の張り上げ重量を超えないようにする為、ナイロンとポリ(まあ材質色々あるから概論として)の比重差をゲージを細くすることで調整出来るのではないかと考えた。
インターネットで色々関連する記事をみて
*ナイロン1.30ゲージが12.2mで20.4g
*ポリ1.25ゲージが12.2mで21g
ということから、
1)現状のナイロン1.25ゲージの12.2mの重さを断面積(円)の比重から算出
すると18.86gだということが分かる。
2)ポリ1.25ゲージが12.2mで21gということから同じく断面積(円)の比重計算でゲージを細くしていくと上記の18.86g以下になるか計算。
すると1.19と1.18の間で18.86g以下になることが分かった。つまりゲージを1.18以下にすれば今のナイロン1.25と同じ重さ感になるはず。
そこで、国産の謎メーカー(失礼)Meath社のMIGシリーズの最細1.04と1.13を発注してみた。これが来週届くので張ってまたリポートしたい。
少なくとも重さ感だけは合っていてくれないと上記でぶち上げた理論が総崩れになるのでそれだけは勘弁して欲しいところである。
以上!!