YUME

夜に何かの用事で愛車ブロード君で近所に出かけ、用事を済ましてさあ帰ろうと走り出した。なんだかひどく頭がボーっとしていて眠い。交差点を曲がったら警察が検問をやっていて警棒持ったポリスが「ピリピリ～」と笛吹いて俺の事を止めようとする。ん？スピードは出してなかったし何で停められるんだ？と、そこで初めて自分がノーヘルだったことに気付く。あちゃあ、しまった。仕方なく観念して道の横にバイクを止める。と、そこでふと、ヘルメットを手に持っていないことに気付き、さっきの場所に忘れてきたと思い「すみません、ヘルメット取りに行かせて下さい」とそのポリスに言うと「ヘルメットホルダーに着いているよ」と言われもう一度見ると、確かに有った。ああ相当頭がボーっとしてるなあ。

と、そこで目が覚めてあたりを見回すと学校の教室にいた。ああ、そういえばオヤジが廃校になった小学校を借りて住むようになったっけ。廊下突き当たりの音楽室が一応メインのリビング。行くと両親と姉と久々に会う兄貴。「よう１年ぶりだな」なんて挨拶してコタツに入って、ふとさっき捕まったのってホントに夢だったか不安になってさっきの教室においてきた財布を見る。違反チケットは無かった。そこでホッとして廊下に出ると知らない子供が遊んでいる。オヤジに「ねえ、なんか知らない子供が遊んでいたけど？」と聞くと「ここは３家族で共同で住んでいるんだよ。さすがに１家族だけで学校丸々借りるのは無理だからな」なるほど。「うちが使って良いのは何部屋なの？」と聞くと「全部で４８部屋だから１６部屋だな。まあ適当に使えば良いよ」５人家族で１６部屋ってずいぶん余裕あるなあと思う。

とそこで本当に目が覚めた。考えてみたら俺に兄貴なんていないのにちゃんと顔も見たことがあった。いやいや不思議な夢でした。